金融業界に強い転職エージェントのおすすめ比較ランキング|未経験でも転職を目指せるのはどこ?

- 自分で転職先を選ぶのは不安だからプロに頼みたい
- 応募書類を書くのが大変だからエージェントに手伝って欲しい
- 金融機関勤務の経験を転職に活かすならどこのエージェントがいい?

転職したいけど不安。
成功するための方法って何?
転職エージェントは、アドバイザーが転職相談に乗ってくれるサービス。業界のことをよく知るアドバイザーが忙しいあなたに代わり最適な企業を探してくれます。しかも、サービスは原則無料です。
金融に特化した転職エージェントも存在。これから金融業界で働きたい人には金融

転職エージェントを使えば、転職成功確率がアップ!
金融特化の転職エージェント
大手転職エージェント
最低上記2社以上を組み合わせて相談してみましょう。
この記事では、金融機関で働く人におすすめの転職エージェントを紹介。
MWH HR Products | ヤマトヒューマンキャピタル | コトラ | マイナビ金融エージェント | アンテロープ | ムービンスタラテジックキャリア | アクシスコンサルティング | |
求人数(※1) | ー | ー | 20,000件以上 | ー | ー | ー | ー |
金融系の求人数 | 非公開 | 非公開 | 約3,000件 | 約3,600件 | 約4,000件 | 非公開 | 非公開 |
エリア | 全国 | 全国 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡・海外 | 全国 | 全国、海外 | 関東 | 全国 |
特徴 | 三井物産グループの転職エージェント | 経営と金融業界に強み | 金融業界特化の大手転職エージェント 専門職の求人に対応 | マイナビグループの金融特化エージェント 保険業界に強み | 金融とコンサルティング専門の転職エージェント 中長期的なフォローアップ | ファンド・M&Aなど高収入職種に強み 金融機関所属のコンサルタントが支援 | コンサルティング業界に強み |
詳細へ移動 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※1 2025年3月現在のデータ。
転職エージェントの選び方から利用の流れまで分かりやすく解説しているので、ぜひ最後まで読んでください。
業界知識の豊富なエージェントに頼れば一人で転職活動するよりも企業選定の手間が省ける上、最適な求人に出会える可能性が高くなります。

私はdodaを利用して金融機関から他業界への転職に成功しました。ですが、金融業界で働きたいなら金融特化の転職エージェントをおすすめします。
金融業界のおすすめ転職エージェント
ここからは当サイトがおすすめする金融業界特化の転職エージェントをご紹介します。
先ほどのチェックポイントを比較しながら、自分に合った転職エージェントを探しましょう。
MWH HR Products | ヤマトヒューマンキャピタル | コトラ | マイナビ金融エージェント | アンテロープ | ムービンスタラテジックキャリア | アクシスコンサルティング | |
求人数(※1) | ー | ー | 20,000件以上 | ー | ー | ー | ー |
金融系の求人数 | 非公開 | 非公開 | 約3,000件 | 約3,600件 | 約4,000件 | 非公開 | 非公開 |
エリア | 全国 | 全国 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡・海外 | 全国 | 全国、海外 | 関東 | 全国 |
特徴 | 三井物産グループの転職エージェント | 経営と金融業界に強み | 金融業界特化の大手転職エージェント 専門職の求人に対応 | マイナビグループの金融特化エージェント 保険業界に強み | 金融とコンサルティング専門の転職エージェント 中長期的なフォローアップ | ファンド・M&Aなど高収入職種に強み 金融機関所属のコンサルタントが支援 | コンサルティング業界に強み |
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※1 2025年3月現在のデータ。
MWH HR Products|金融に強みを持つ三井物産グループ

運営会社 | MWH HR Products株式会社(略称:MHRP) |
求人数 | 非公開 |
金融系の求人 | 非公開 |
エリア | 関東 |
三井物産グループの金融特化転職エージェント
平均決定年収は800万円と高水準。内資・外資に関わらず、証券会社・銀行・生損保・不動産・アセットマネージメントと広く金融業界の企業とコネクションを持っています。また職種も幅広くカバー。
4STEPで登録簡単!

超大手三井物産グループの金融特化転職エージェントです。
ヤマトヒューマンキャピタル|経営とファイナンス領域に特化

運営会社 | ヤマトヒューマンキャピタル株式会社 |
求人数 | 非公開 |
金融系の求人 | 非公開 |
エリア | 関東 |
経営と金融特化の転職エージェント
ヤマトヒューマンキャピタルは、経営と金融に特化型の転職エージェント。専門領域に特化していますが、求人数は豊富です。さらに専門性を高めて、年収アップを目指す人におすすめです。
未経験可の求人豊富!

経営と金融領域でキャリアアップ!
コトラ|金融のハイクラス転職

運営会社 | コトラ |
求人数(※1) | 20,000件以上 |
金融系の求人 | 約3,000件 |
エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・福岡・海外 |
金融特化では最大手の転職エージェント
コトラは金融業界をはじめ、コンサル業界などのハイクラス転職に強い転職エージェントです。金融業界と言っても、取り扱う職種の幅が広く法人営業からプライベートバンキング、不動産金融など様々。金融業界の専門職に幅広く対応しています。
金融特化のハイクラス転職

実際にコトラを利用してみました。
マイナビ金融エージェント|大手マイナビの金融エージェント

運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数(※1) | ー |
金融系の求人 | 約3,600件 |
エリア | 全国 |
マイナビグループの中でも金融に特化
マイナビ金融エージェントは、転職業界大手のマイナビが運営する金融特化の転職エージェント。アドバイザーはメガバンクや地銀、証券、生保業界などの経験者で構成。幅広い職種に対応しています。
大手マイナビの金融特化エージェント

転職後の定着率が高いと評判です。
アンテロープ|金融・コンサル特化で高年収が狙える

運営会社 | アンテロープキャリアコンサルティング株式会社 |
求人数(※1) | ー |
金融系の求人 | 約4,000件 |
エリア | 全国、海外 |
金融・コンサル特化のハイクラス転職エージェント
アンテロープは金融業界、コンサルタントに特化した転職エージェント。金融出身のコンサルタントが多数在籍。転職後1年以内ならば「スタートアップ・コーチング」による相談も可能。さらに年収アップを目指す人のためのハイクラス転職エージェントです。
コンサルに強み

ハイクラスコンサルタントを目指す人におすすめです。
ムービンストラテジックキャリア|コンサル業界特化で確かな実績

運営会社 | 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア |
求人数(※1) | ー |
金融系の求人 | 非公開 |
エリア | 関東 |
コンサル特化の転職エージェント
ムービンストラテジックキャリアはコンサル転職エージェント。金融関連・財務系コンサルタントの求人が多く用意。キャリアコンサルタントは、主に外資系や大手ファーム出身者が担当。転職後に不安が生じた場合でも、リピートして支援が受けられるサービスも用意されています。
28年以上の実績

投資銀行・大手FASへの支援実績あり。
アクシスコンサルティング|キャリアプランが豊富でコンサル特化

運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
求人数 | 非公開(約77%が非公開求人) |
金融系の求人 | 非公開 |
エリア | 全国 |
コンサルタント業界特化
大手ファームの4人に1人が登録するアクシスコンサルティング。国内最大級コンサル転職支援サービスです。コンサルティングファーム、ポストコンサル、フリーコンサル、業界未経験も。キャリアプランが豊富なコンサル特化のエージェントです。
コンサル未経験求人あり

コンサル業界未経験でも安心!
コンコードエグゼクティブグループ|キャリア戦略を提唱

運営会社 | コンコードエグゼクティブグループ |
求人数 | 非公開 |
金融系の求人 | 非公開 |
エリア | 全国 |
日本一に選ばれた転職エージェント
採用責任者から高い評価を受け「第1回 日本ヘッドハンター大賞」(BIZREACH社主催)でコンサルティング部門の初代MVPを受賞。人事責任者・採用担当者500名以上の投票により、各業界のNo.1転職エージェントを決定する権威あるアワード。コンサルティングファームや、コンサル出身者の経営幹部キャリアへの高い転職支援実績が評価されています。
投資銀行・PEファンドに強み

独自のキャリア戦略論で数年先を見据えたハイクラス転職を提案。
一緒に登録しておきたい大手転職エージェント
リクルートエージェント|地方の求人案件も多数

運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数(※1) | 公開求人:約558,000件 非公開求人:約269,000件 |
金融系の求人 | 公開求人18,078件 非公開求人:19,550件 |
エリア | 全国、海外 |
※1 2025年3月現在のデータ。
金融業界トップクラスの求人数
リクルートエージェントの求人数は業界トップクラス。全国16カ所に拠点があり、地方の金融機関への転職希望者におすすめです。銀行・証券会社・生命保険に加えニッチな業種の求人も保有。業界大手でサービスも充実。転職を考えたなら登録しておきたいエージェントです。

地方銀行・信用金庫・信用組合などの求人を探す方におすすめ!
doda|転職サイトとエージェントの2つの機能

運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数(※1) | 20万件以上 |
金融系の求人 | 10,000件以上 |
エリア | 全国、海外 |
エージェントサービスも利用可能な転職サイト
dodaは転職サイトとエージェントサービスの2つの機能を持っています。エージェントに気軽に相談してから、自分でじっくり求人を探すことも可能。企業から直接オファーを受けられるスカウトサービスも利用可能。業界大手のdodaで納得いく転職活動をしましょう。
求人案件多数

私はdodaで金融業界から他業界へ転職に成功しました。
転職エージェント選びに迷ったらココがおすすめ
ここまでお読みいただいて「なかなか転職エージェントが決められない。どうすればいいの?」と悩んだ人には次の転職エージェントをおすすめします。
- ヤマトヒューマンキャピタル
- doda

金融系の転職エージェントに悩んだら上記2つを選べばOK!
金融転職エージェント|ヤマトヒューマンキャピタルがおすすめ

ヤマトヒューマンキャピタルをおすすめする理由3選
- 経営と金融業界に特化で質の高い求人情報を提供
- 高収入案件豊富で年収アップが見込める
- 業界に詳しい転職エージェントが適切なマッチングを提案
「今は銀行勤め。会社は変えたいけど、金融業界で働きたい」と、金融業界の転職エージェント選びに悩んだなら、ヤマトヒューマンキャプタルがおすすめです。
業界に詳しいエージェントが多数在籍。さまざまな職種の求人案件を用意しています。
未経験可の求人豊富!

ヤマトヒューマンキャピタルは金融業界を希望する利用者を徹底サポート!
転職サイト|dodaがおすすめ

「次回は大手の銀行や保険会社で働きたい」という人にはdodaがおすすめ。dodaは転職サイトでありながら、転職エージェント機能も保有。次の転職先を金融業界にすべきか決めかねている人も、dodaで幅広い求人を探しましょう。
求人案件多数

dodaなら大手や地方の求人も豊富!私もdodaを利用して転職しました。
dodaをおすすめする理由3選
- 転職サイトでありながらエージェントに相談も可能
- 大手サイトで求人案件豊富
- 地方求人もあるから万人におすすめできる
転職エージェントの選び方

転職エージェントは、担当のアドバイザーが利用者の代わりに最適な求人を見つけてくれるサービスです。
- 転職サイトを見ても自分に合った求人かわからない
- 自分で応募書類を作成しても出来栄えがよくない
- なぜか採用面接で落ちてしまう
などの悩みがある人におすすめしたいサービスです。
転職エージェントは、以下の観点から選ぶと失敗しません。
- 担当者との相性
- 求人数
- サポート体制
担当者との相性|自分に合うキャリアアドバイザーか
転職が成功するかどうかは、転職エージェントの担当者による力が大きいです。転職活動で以下のようなサポートをしてくれます。
- 利用者のスキル・経験に合った転職案件の選定
- 応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成サポート
- 面接の予行演習
上記以外にも、退職方法やキャリアアップに関する相談もできる頼れるアドバイザーです。ですから、転職エージェント選びは自分に合う担当者に出会えるかどうかが全てといっても過言ではありません。
担当者が自分に合うかどうかは、実際にサービスを利用してみないと分かりません。評判の良い転職エージェントでも、ハズレの担当者に当たってしまう可能性もあります。

担当者による力量の差は大きいです。
このため、以下の視点で担当者を見極めましょう。
- 親身に相談に乗ってくれるか
- アドバイスが適切か
- 希望する業界・職種について詳しいか
どのような経歴のキャリアアドバイザーが在籍しているか事前にチェックしておきましょう。多くの転職エージェントでは、サイト上で自社のキャリアアドバイザーを紹介しています。
キャリアアドバイザーと接する際は自分の直感も大切にしましょう。転職エージェントでは、登録後に初回面談をするのが通常の流れ。面談の際に「この担当なんか合わないな?」と感じたら、その感覚は正しい場合が多いです。
万が一、担当者と合わないと思った場合も安心してください。転職エージェントでは、担当者の変更を希望に応じてくれる場合が大半です。気にせず、担当者の変更を依頼しましょう。

担当者を指名できる場合もあります。
求人数|原則多い方が良い
求人数は転職エージェントを選ぶ際に重要な比較項目です。一般的に求人数が多いほど、自分が知らない求人案件に出会える可能性が上がります。
事前に各社の求人数を確認しておきましょう。ただ、金融特化の転職エージェントの場合求人数が少ない、非公開求人のみなどといったケースも多いです。
ですから、金融業界への転職が決まっている場合でも、大手の転職エージェントにも登録しておくことをおすすめします。
- 転職エージェントの求人数
- 大手転職エージェントの求人数・・・数十万件
金融特化の転職エージェントの求人数・・・数千件〜2万件程度
転職エージェントは複数登録しておくことが転職活動の基本です。大手と特化型と両方の転職エージェントを使い合わせることで、最適な求人案件に出会える確率が上がります。

転職エージェントは複数登録がおすすめ!
サポート体制|面接の時間や添削サービス
転職エージェントを選ぶ際は、サポート体制も重視しましょう。以下のような点でサポート体制がわかります。
- 面談時間の長さ
- 応募書類のテンプレートを用意
- 量より質を重視した求人案件
上記のようなサポートを重視している転職エージェントの場合は、満足のいく対応が得られやすいです。
転職エージェントの公式サイトを見る際は、求職者に寄り添ったサービスを提供しているかという点を意識しながらチェックしましょう。
専門性|得意分野は自分のキャリアとマッチしているか
金融特化の転職エージェントは、さらに以下のようなジャンルに分類できます。利用する転職エージェントの得意分野を把握してから、選びましょう。
- 投資銀行
- PEファンド
- M&A
- コンサルタント
他にも多様な職種があります。銀行、保険や証券などの業界で希望するならば、求人数が多いので、大手転職エージェントの方が選びやすいです。

自分の進みたい分野を得意とする転職エージェントを選びましょう。
口コミ|利用者の評判は良いか
利用したい転職エージェントの口コミは参考にしましょう。実体験のレビューはSNSで検索できる場合が多いです。また、転職サイトの転職体験談も目を通しておきましょう。
体験談を読めば、転職エージェントの具体的な利用方法がわかります。
- 口コミの確認方法
- 転職サイトにある転職体験談を読む
SNSで「転職 〇〇(転職エージェント名)」で検索する
ただ、口コミはあくまで参考程度に留めましょう。利用中に「あんまりこの転職エージェントとは合わないなぁ」と感じたら、退会することも可能。
転職エージェントは無料のサービスなので、悩みすぎずに体験してみましょう。
口コミを調べる際は、偏った意見があるという点に注意しておきましょう。たとえば転職活動に失敗した人による「冷たい」「役に立たない」などという意見です。たまたま担当者と相性が悪かっただけかもしれないのに、さも転職エージェントに原因があるような書き込みも見られます。ですから、口コミの意見にあまり神経質にならず、最終的には客観的な情報をもとに自分で判断しましょう。

口コミはあくまで参考程度に。
私は転職情報の口コミ収集の際は、OpenWorkを利用しています。企業の在籍者・退職者の口コミが閲覧できる便利なサイト。
一部閲覧制限はありますが、ユーザー登録をして、会社評価レポートを記載するなど所定の条件を満たせば、無料でも見れます。

前職の企業については、リアルな口コミが書かれていました。信頼できるサイトだと感じたので、参考にしています。
転職エージェントを使うメリット・デメリット

転職エージェントを使うメリット・デメリットについて解説します。自分の力だけで転職する場合とどのような違いがあるのか把握しておくと、後悔する可能性が減らせます。

実際に転職エージェントを利用した私が解説します。
メリット①|非公開求人の紹介
転職エージェントを利用する最大のメリットは、非公開求人を紹介してもらえることでしょう。公開されている求人ならば転職サイトで閲覧可能。しかし、非公開求人の場合、担当エージェントからの紹介がないと出会えません。
非公開求人の中には、自分のキャリアに合った優良な案件が見つかる可能性も。転職サイト見ていて「自分に合う求人が見つからないなぁ」と感じたなら、転職エージェントの担当者に自分の要望も伝えてみましょう。
求人を出していることを知られたくない企業もあります。新規事業や新製品の開発に関わる求人を出すと、ライバル企業に自社の戦略がバレてしまうからです。ですから、優良企業が求人を非公開にすることは珍しくありません。

転職サイトでは見つからない求人があるかもしれません。
メリット②|応募書類の作成サポート
転職エージェントでは、煩わしい応募書類の作成もサポートしてくれます。
- 履歴書
- 職務経歴書
履歴書は、氏名・住所など書くべき事項は決まっているので、記載内容に悩むことは少ないでしょう。履歴書の記載事項は、主に以下のとおり。
- 履歴書の記載事項
- 氏名・住所・生年月日など
学歴
職務経歴
資格・語学力
前職の年収など
趣味・特技
問題は職務経歴書。「これまでの自分のキャリアをまとめてください」と言われても戸惑う人が大半でしょう。しかも自分のPRもしないといけません。職務経歴書の記載事項は転職エージェントごとに多少異なりますが、おおよその構成は以下のとおりです。
- 職務経歴書の記載事項
- 職務要約・・・社会人となり、どのような経歴を歩んできたのかを要約して記載します。
職務経歴・・・担当業務と従事した期間、取引顧客や実績などの詳細を記載します。
資格・スキル・・・保有資格やPCスキルを記載します。
自己PR・・・業務で培った自分の強みをアピールします。
上記の項目で採用担当に自分の強みをアピールしたいところ。ですが、自分一人では印象的な職務経歴書が書きづらいと思います。転職エージェントなら応募書類の作成をサポート。要点を伝えれば、担当者が清書してくれます。
次に転職したい業界が決まっている場合は、業界特化型転職エージェントの担当に頼みましょう。さらに専門性の高い職務経歴書が記載できます。特定の業界をよく知るエージェントにより採用担当がうなるアピール文へ添削してくれます。しかも業種・職種別にテンプレートを用意している場合も。深掘りした職務経歴書で他の応募者と差をつけられます。

職務経歴書の記載を頼むなら特化型エージェントがおすすめです。
メリット③|面接対策もあり
転職エージェントでは、面接対策にも対応。担当者が面接で話す内容を聞いてくれます。基本的な流れは以下のとおり。
- 自己紹介
- 職務経歴
- 業務での実績
- 転職理由
- 志望動機
- 転職先で挑戦したい業務
面接で話す内容は自分では気づかなくても、聞く側からすると違和感を感じる場合があります。また、本番ではうまく話すことができない場合も多いでしょう。転職エージェントを使えば、経験豊富な担当が内容をチェックしてくれます。
筆者も実際に転職エージェントに面接対策の練習相手になってもらったことがあります。話しながら自分でも「あ〜ここは自分でもよく理解できていないな」と気づきましたし、面接終了後に「大筋はいいんですけど、ご自身の強みはもっと深掘りした方がいいかなと」と具体的な助言ももらえました。無料のサービスなので、練習相手になってもらって損はないでしょう。
自分の働きたい業界が決まっている場合は、業界特化型の転職エージェントがおすすめです。業界に詳しいエージェントの方が面接官に響くアピール方法を伝授してもらえる可能性が高いです。
デメリット①|強引な転職提案があるかも
転職エージェントを利用する際は、強引な転職提案をされる可能性があるため注意しましょう。転職エージェントは求職者を採用した企業から手数料をもらいます。手数料は求職者の年収の30%~40%が相場と言われています。
つまり、転職エージェントからすると、早めに求職者に企業に転職してもらった方がメリットが大きいわけです。エージェントによっては強引に転職させようとする場合もあります。「自分に合わない業界に誘導されていないか?」「人手不足なブラック企業を提案されていないか?」。エージェントとは、このような点に注意して接しましょう。
転職エージェントが企業側から、手数料をもらうこと自体は合理的な仕組みです。求職者は無料でサービスが利用でき、自分に最適な企業を選べる可能性がアップ。企業側も多くの求職者から自社に最適な人材を選べます。
デメリット②|ダメ出しされるかも
転職エージェントでは、面接対策でダメ出しを受ける可能性があります。エージェントが時に厳しい言い方をしてしまう可能性も。フィードバックを受けた際に「言い方がきつい」「冷たい担当だな」と感じる人もいるようです。
しかし、エージェントの伝え方が厳しくなるのは「いい企業に転職してもらうために、少しでもブラッシュアップしよう」と、考えているから。改善すべき点は真摯に受け止めて、より良い転職へつなげましょう。
転職エージェント利用の流れ
転職エージェントの利用の流れは以下のとおりです。
- 転職エージェントに登録
- エージェントとの初回面談
- 求人情報の提供
- 求人案件の選定
- 書類作成・面接準備のサポート
- 面接と結果待ち
- 条件交渉
- 内定の受け入れと転職決定
手順①|転職エージェントに登録
転職エージェントのサイトから登録を行います。必要な個人情報(氏名、住所、連絡先、経歴、希望条件など)を入力します。
登録時には履歴書と職務経歴書の提出を求められる可能性もありますが、大半の場合提出は必須ではありません。
- 履歴書
- 職務経歴書

履歴書や職務経歴書は事前に作成した方が、エージェントの面接がスムーズに。
ただ、事前の提出は必須ではありません。
手順②|エージェントとの初回面談
登録後、エージェントとの初回面談をスケジュールします。
土日対応のエージェントもありますが、基本は平日に面談するケースが大半。

私は平日の仕事が忙しい際は、帰宅途中に電話面談したこともあります。
ただ、初めて面談する人はなるべくオンラインで事前準備を万端にして面談できるようにしましょう。
手順③|求人情報の提供
面談をもとに、エージェントが最適な求人情報を提供。次々と求人案件を持ってきてくれるので、面談・辞退の判断をするだけで転職活動が進みます。
ただ、実際に私が転職活動を経験した際に以下のようなエージェントもいました。
- 希望と異なる求人を提案される
- 面談以降全然連絡がくれない

希望していない人材派遣の営業ばかり提案されて困ったことがあります。
上記のようなエージェントの場合、担当を変更する、退会するなどの手法を取ることも可能です。
手順④|求人案件の選定
提案された中で興味を持った求人があれば、エージェントに連絡し応募を進めます。
原則、求職者からの提案を受けて、選考を進める・辞退するを判断します。「応募するつもりがないのにエージェントが勝手に応募した」なんてことはないので、安心してください。

求職者側から「この企業の案件ってありますか?」と問いかけることも可能。
気になる企業の情報は聞いておきましょう。
手順⑤|書類作成・面接準備のサポート
履歴書や職務経歴書の作成、面接の準備をサポートしてくれます。履歴書は自力でも記載できますが、職務経歴書の作成は困難。
企業ごとに職務経歴書を書き分ける求職者もいるほど、採用を決める重要なポイントです。客観的な意見も必ずもらいましょう。

良い職務経歴書が書けている、と思っていても採用担当からすると微妙な場合も。
必ずエージェントの意見も取り入れて、書類・面接対策を万全にしましょう。
また、以下のような基本的な質問への回答案も教えてくれます。
- なぜ現職を退職したいのか?
- なぜ弊社に応募したのか?
求職者や応募企業により面接の受け答えは異なります。エージェントからもフィードバックをもらい、本番でよりよい回答ができるようにしましょう。

エージェントの力も借りて回答をブラッシュアップさせましょう。
手順⑥|面接と結果待ち
求人企業の面接を受け、結果を待ちます。
万が一、面接に落ちた場合は転職エージェントに相談しましょう。不採用となった理由を企業から聞き取りしてくれます。

不採用となる原因はどこかにあるはず。修正しなければずっと面接に落ち続けてしまいます。
必ず結果を振り返り次回の面接に活かしましょう。
手順⑦|条件交渉
最終面接に合格した後は、転職後の条件交渉を行います。
エージェントから労働条件、給与、福利厚生などを十分確認しましょう。

入社後のアンマッチを起こさないためにも十分に確認しておきましょう。
手順⑧|内定の受け入れと転職決定
条件に満足したら、内定を受け入れ、転職を決定します。
新たなキャリアのスタートです。
転職を失敗させないエージェント活用術
金融業界への転職では、専門知識やスキルが求められるため、転職エージェントの活用が成功のカギになります。しかし、「エージェントに登録したのにうまくいかなかった」という声も少なくありません。
そこで、転職エージェントを最大限活用し、金融業界への転職を成功させるためのコツを解説します。
複数のエージェントに登録する
1社だけでは紹介される求人が偏る可能性があるため、2〜3社に登録するのが理想です。
例えば、リクルートエージェントのような総合型エージェントに加え、金融業界に特化したエージェントを併用することで、より多くの選択肢から求人を探せます。
複数登録することで、同じ企業でも異なる条件の求人が見つかるケースもあるため、効率的な転職活動につながります。
転職の目的やキャリアの希望を明確にする
「年収を上げたい」「専門スキルを身につけたい」など、転職の目的やキャリアの希望をしっかり伝えましょう。
「どの分野に興味があるのか」「将来的にどんなキャリアを築きたいのか」を具体的に伝えることで、あなたに合った求人を紹介してもらいやすくなります。
金融業界の転職によくある質問
金融業界はどんな職種があるの?
金融業界には様々な職種が存在します。
- 個人営業
- 法人営業
- 資産運用アドバイザー
- 審査担当
- バックオフィス業務
- ファンドマネージャー
- アナリスト
- トレーダー
- M&Aアドバイザー
- コンプライアンス担当
- 金融系システムエンジニア
- コンサルタント
他にもさまざまな職種があります。

銀行の審査部門や保険営業を想像してしまいがち。
ですが、さまざまな職種があります。
金融業界の仕事内容は?
金融業界の仕事は勤務先の会社により異なりますが、主に預金や融資、資産運用などを取り扱います。
融資営業や預かり資産の提案、事務オペレーション、書類管理など様々な種類の仕事があります。
金融業界の仕事がつらいと言われる理由は?
主に以下の理由から金融業界の仕事がつらいと言われています。
- 正確な事務処理が求められる
- 営業ノルマがきつい
金融業界で働きたい人は、コンプライアンスに対する意識、メンタルの強さが求められます。

金融業界のつらさを分かった上で「それでも金融業界で働きたい」という人だけ転職してください。
金融業界のキャリアアップはどうすればいい?
金融業界でのキャリアアップには、専門知識の深化、スキルの向上、ネットワーキングなどが重要です。
また、自己啓発を怠らず、業界の動向を常に把握しておくことも大切です。これから金融業界で働きたい人は、必要な資格をチェックしておきましょう。

仕事で大きなミスをしないこと
資格を取得
私の前職で昇格のために重要なことは上記2点でした。
金融業界の年収はどのくらい?
金融業界での年収は、職種や経験年数、企業の規模などによりますが、一般的には高収入が期待できる業界とされています。
経験者では1,000万円を超えることも珍しくありません。
金融業界の就職・転職で役立つ資格一覧
証券外務員|金融商品の販売に必須の資格

種類 | 二種 一種 内部管理責任者 |
難易度 | (1.0 / 5.0) |
勉強時間 | 40〜60時間 |
合格率 | 60〜70% |
資格を取得するメリット | 金融商品の販売が可能 |
証券外務員
証券外務員は、金融業界で働く上でほぼ必須の資格。金融商品の勧誘・販売に必要で、会社からの指示で受験するケースが大半。試験はCBTで任意の日時に受験可能で、合格すれば勤務先を通して登録も必要です。

金融機関の内定者なら取得しておきたい資格。
当サイトでは証券外務員試験に関する情報を広く発信していますので、よければ他の記事も参考にしてください。
保険募集人資格|一夜漬けでも取得可能な資格

種類 | 【生命保険】 一般課程 専門課程 応用課程 変額保険販売資格 外貨建保険販売資格 【損害保険】 基礎単位 商品単位 |
難易度 | (0.5 / 5.0) |
勉強時間 | 10時間以内 |
合格率 | 非公開 |
資格を取得するメリット | 保険の勧誘・販売が可能 |
保険募集人資格
保険募集人資格は、生命保険の販売や相談に関わる職種で必要となる資格。各保険の基本的な知識を学び、保険商品の法令や顧客の相談対応に関する知識が問われる試験が実施されます。
保険募集人資格は勤務する会社の指示で受講するため、原則個人で受験を申し込む必要はありません。

落ちる方が難しいくらい簡単な試験と言われます。
FP(ファイナンシャルプランナー)技能士|代表的な金融資格

種類 | 【国家資格】 3級 2級 1級 【民間資格】 AFP CFP |
難易度 | (1.5 / 5.0) 〜 (4.0 / 5.0) |
勉強時間 | 3級・・・100時間程度 2級・・・150〜300時間 1級・・・400〜600時間 |
合格率 | 3級・・・70%以上 2級・・・40%〜60% 1級・・・10%程度 (※試験運営団体により異なる) |
資格を取得するメリット | 知名度抜群 |
FP(ファイナンシャルプランナー)技能士
FP(ファイナンシャルプランナー)技能士は、金融商品の知識だけでなく、税法や不動産など幅広い知識が問われる国家資格です。3級から1級まであり、商品の販売に携わる以上2級は取得しておきたいところです。AFPとCFPは、日本FP協会が認定する民間資格です。

3級・2級ならネットで受験可能。
日商簿記|財務に携わるならほぼ必須

種類 | 3級 2級 1級 |
難易度 | (2.0 / 5.0) 〜 (4.5 / 5.0) |
勉強時間 | 3級・・・100時間程度 2級・・・100〜200時間 1級・・・500〜1,000時間 |
合格率 | 3級・・・70%以上 2級・・・10%〜30% 1級・・・10%程度 |
資格を取得するメリット | 財務分析に必要な知識が身に付く |
日商簿記
日商簿記は簿記の知識が問われる試験。簿記の試験は種類が多いですが、日商簿記試験が知名度が高くおすすめです。簿記は財務分析で必須の知識。金融機関で働くなら簿記を習得しましょう。

初学者は3級からの受験がおすすめです。
証券アナリスト(CMA)|実務経験がないと取得できない資格

難易度 | (3.5 / 5.0) |
勉強時間 | 200時間 |
合格率 | 40%〜50%程度 |
資格を取得するメリット | 資産運用部門でキャリアアップを狙える |
証券アナリスト(CMA)
証券アナリスト(CMA)は、投資判断に役立つ情報を提供するための専門家です。企業の財務状況や業績、経済状況などを分析し、投資判断を下すための情報を提供します。試験は一次試験、二次試験があり、受験するためには講座の受講が必須です。

資格取得するためには、実務経験も必要です。
宅地建物取引士|金融業界でも人気の不動産資格

難易度 | (4.0 / 5.0) |
勉強時間 | 400〜600時間 |
合格率 | 15%〜17%程度 |
資格を取得するメリット | 不動産取引では業務独占が活かせる場合も |
宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引で業務独占のある国家資格。物件の売買や賃貸の仲介、契約に関する重要事項の説明を行うための専門知識を有します。資格を取得するには試験に合格し、登録を完了する必要があります。

住宅ローン・審査業務に携わるならおすすめ。
中小企業診断士|コンサルタントの国家資格
難易度 | (4.0 / 5.0) |
勉強時間 | 800〜1,000時間 |
合格率 | 4%程度 |
資格を取得するメリット | コンサルタント唯一の国家資格 |
中小企業診断士
中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。試験は一次試験と二次試験の合格後に講習も必要。一次試験では7つの分野から出題され、広範な知識が求められるため科目合格制度を利用して数年かけて合格を目指す人も。

法人渉外・融資担当のコンサル資格。
USCPA (米国公認会計士)|日本の求人でも需要あり
難易度 | (4.0 / 5.0) |
勉強時間 | 1,000〜1,500時間 |
合格率 | 40%〜60%程度 |
資格を取得するメリット | 外資系企業で活躍できる |
USCPA (米国公認会計士)
USCPA(米国公認会計士)試験は、3つの必須科目(財務会計、諸法規・税法、監査および諸手続き)と1つの選択科目(ビジネス分析と報告、税務コンプライアンスとプランニング、情報システムとコントロール)で構成されます。英語力も求められる試験ですが、日本でも受験できます。

日本の公認会計士よりは難易度が低いようです。
税理士|税務の最高峰の国家資格
難易度 | (4.5 / 5.0) |
勉強時間 | 4,000時間 |
合格率 | 10%〜20%程度 |
資格を取得するメリット | 具体的な税務相談の助言が可能 |
税理士
税理士は、個別税務相談に乗れる業務独占の国家資格。試験科目は、簿記論、財務諸表論の必須2科目と税法科目の全11科目から選択して合計5科目を受験します。合格には、各科目で60点以上を取得することが必要です。

税理士資格を保有すれば顧客に税務のアドバイスができます。
公認会計士|最難関資格の一つ
難易度 | (5.0 / 5.0) |
勉強時間 | 2,500〜3,500時間 |
合格率 | 10%程度 |
資格を取得するメリット | 監査の独占業務、税理士にも登録可能に |
公認会計士
公認会計士資格は監査業務に関する業務独占のある国家試験です。試験は短答式試験(財務会計論、管理会計論、監査論、企業法)と論文式試験(会計学、監査論、企業法、租税法、他選択科目)で構成されています。

合格できれば税理士の登録も可能。ただ、難易度は最高峰レベルです。
金融業界は多様な職種で活躍できる可能性あり
金融業界は、多様な職種により、幅広いスキルや経験を活かして活躍できる可能性があります。
人と接するのが得意な人、正確な作業に自信がある人にピッタリの業界です。
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※1 2025年3月現在のデータ。

金融業界に12年間勤めた私も知らない業種や職種がたくさんありました。
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