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金融業界の仕事はつらいのか?事務・営業がきついと評判の理由を解説

マコ
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  • 金融業界ってきつそう
  • 金融の営業はつらいって本当?

「金融業界に興味はあるけれど、激務って聞く。」不安に感じる人は多いかもしれません。営業ノルマがしんどい、絶対にミスが許されない仕事ですから、メンタルがすり減る場面も多々あります。

マコ
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実際に金融業界で12年間働いた私もしんどいと思う場面は何度もありました。

金融業界の仕事がつらいと感じる理由や、特に事務・営業の仕事がきついと評判である理由について解説します。

金融業界の仕事がつらいと感じる理由

金融業界の仕事は大きな金額が扱うため、ミスが許されないプレッシャーがあります。また、顧客の期待に応えるために常に高い成果を求められます。業界内の競争も激しく、成果が昇進やボーナスに直結する場合も多く、常に自己改善やスキルアップが求められます。

ここでは、金融業界で働くことがつらいと言われる理由について解説します。

理由①|ミスが許されない

金融取引では大きな金額が動きます。通帳記帳や入出金、書類不備などあらゆる面で事務処理をミスする可能性が高いです。事務ミスやOPミスなどは報告義務がある場合も多く、場合によっては顛末書や始末書の提出を求められる場合も。ミスが毎日のように発生する環境でメンタルがつらいと感じる場面は多いでしょう。

理由②|コンプライアンスに厳しい

金融業界は厳しい規制とコンプライアンスが求められます。特に個人情報の取り扱いには厳しく、お客様の情報は厳正に管理。机の施錠管理や書類の管理を徹底しなければいけません。外出先や休日でも金融機関としてふさわしい行動が求められます。時折、苦情報告で職員の不正な行動が発覚する場合も。周囲の評判を気にしながら行動しなければならず、常にレピテーションリスクにさらされているため、つらいと感じる場合も多いでしょう。

レピテーションリスク(評判リスク)
レピテーションリスク(評判リスク)とは、企業や組織の評判や信頼が損なわれることによって生じる潜在的な損失や悪影響のことを指します。

理由③|ノルマに厳しい

金融業界は高いノルマが求められる場合が多く、つらいと感じる人も多いです。高いノルマが求められる理由には、金融機関は高い収益性を確保する必要があるからです。収益確保のために年間予算、月間の目標、毎日の行動ベースにまで落とし込んでおり、ノルマに対して厳しく管理されます。

理由④|効率化がしづらい

金融業界では紙媒体の業務プロセスが基本であり、迅速な意思決定やプロセスの簡素化が難しいです。顧客対応や取引の正確性が求められるため、ミスを避けるための確認作業や手続きが多くなります。このため、事務効率化ができずにつらいと感じる人が多いかもしれません。 

理由⑤|自己啓発が求められる

金融商品やサービスは頻繁に変わります。新しい金融商品や規制に対応するためには、常に新しい知識を学び続けなければいけません。定期的に資格試験の取得、研修に参加し、自己研さんに励む必要があります。勉強が苦手な人はつらいと感じる人がいるかもしれません。

金融業界の事務職がきついと評判の理由

理由①|正確性が求められる

金融業界の事務職は、書類のチェックやデータ入力、取引の記録など、正確性が求められる業務が多いです。ミスが許されないため、緊張感を持って業務にあたる必要があります。こうした業務をきついと感じる人は多いかもしれません。

理由②|迅速な対応が求められる

金融業界の事務職では、各種取引に関する書類の作成や管理、顧客情報の更新など、膨大な書類業務が発生します。迅速かつ正確に処理する必要があります。

理由③|単調な作業が続く

金融業界の事務職は日々の業務がルーチン化しており、単調な作業が続くことがあります。同じ作業を繰り返すことにストレスを感じる人も多いです。

営業職がきついと評判の理由

理由①|過度に高い目標が求められる

営業職は常に高い売上目標を達成することが求められます。これに達しない場合、評価が下がり、ボーナスや昇進に影響が出ることがあります。

理由②|顧客の要求に対応しなければいけない

顧客からの要求やクレームに迅速かつ適切に対応する必要があり、顧客満足度を高めるために常に高いサービスを提供するプレッシャーがあります。

理由③|会社内での競争が激しい場合も

営業職は特に競争が激しく、他の営業担当者との間で常に成果を競う必要があり、これにより精神的な負担が大きくなることがあります。

働くことがつらいと感じた時の対策

働くことがつらいと感じている人は、次のような対策をとるといいでしょう。

対策①|十分な休息を取る

ストレス管理として、定期的な休息やリラクゼーションの時間を設けることで、ストレスを軽減することができます。

対策②|信頼できる人に相談する

次に、上司や同僚、友人、家族など、信頼できる人に相談することで、新たな視点や解決策を得ることができます。話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなることがあります。

対策③|部署異動を検討してもらう

環境の見直しも考慮すべきです。職場環境や仕事内容が合わないと感じた場合、部署異動を申し入れることも視野に入れましょう。真剣に話せば上司も検討してくれるはずです。自分に合った環境で働くことを優先しましょう。

何度も退職を考えた時の対策

何度も退職を考えた時には、以下の対策を検討することが有効です。

対策①|自己分析をする

まず、退職を考える理由を明確にする自己分析を行うことが重要です。具体的な問題点や不満を洗い出し、自分自身のキャリア目標や価値観と照らし合わせてみましょう。

対策②|専門のキャリアアドバイザーに相談する

また、専門のキャリアカウンセラーに相談することで、自分に適したキャリアパスや新たな目標を見つける手助けを得ることができます。

業務環境や仕事内容が原因で退職を考えている場合、上司や人事担当者に改善を提案してみましょう。部署異動や業務内容の見直しが可能な場合もあります。

対策③|新たな職場を探す

どうしても現職での悩みが解決しない場合、新たな職場を探すことも選択肢の一つです。転職エージェントや求人サイトを利用して、自分に合った職場を見つけるための情報収集を行いましょう。

金融業界で比較的きつくない仕事

金融業界の中でも比較的きつくない仕事はあります。何を基準にきついと感じるかは人それぞれですが、業務量・営業ノルマ・責任の重さなどの観点で判断されることが多いと思いいます。

以下の部署で働けば楽できるというわけではありません。あらかじめご承知おきください。

①事務OP専任部門

金融事務は窓口や電話での顧客対応、文書作成など事務業務全般を担当し、比較的定型的な業務が多く、営業職などと比べてストレスが少ない傾向にあります。

②コンプライアンス部門

コンプライアンス部門は法令順守や内部監査などを担当し、専門性が高く、営業活動からは離れた業務です。顧客対応や営業ノルマなどのストレスが溜まる業務に直接関与する機会は少ないため、きついと思う人は少ないでしょう。

③地方の店舗

銀行、信用金庫、信用組合などで働く場合、都心の店舗よりも地方の店舗の方が業務量が少ないために、それほどきつくないことが多いです。店舗の場合、来客者数が少なくトラブル対応も比較的少ないです。

ただ、業務量が少ないため、人員も少なく幅広い業務を行わなければなりません。この点をしんどいと感じる人もいるでしょう。

金融業界が合わないと感じた時の対策

金融業界で働くことが合わないと感じた場合、適切な対応を取ることで、キャリアを軌道に乗せることができます。以下に、そのための具体的な方法とステップを紹介します。

対策①|自己分析

まず、自己分析を行うことが重要です。自分の強み・弱みを理解し、自分のスキルや強み、弱みを再評価します。これは、新しいキャリア選択に役立つでしょう。また、自分の価値観や興味を確認し、何が自分にとって重要か、どのような仕事が興味を引くかを確認します。自分の価値観や興味に合った職業を見つける手助けになります。

対策②|情報収集

次に、情報収集を行います。他の業界や職種について調査し、自分のスキルや経験がどのように活かせるかを検討します。また、同業界の人々や異業界の専門家と交流し、実際の業務内容や働き方について情報を収集します。

対策③|転職エージェントに相談

転職について疑問点が多い場合は、転職エージェントへの相談がおすすめです。専門知識豊富なエージェントが相談に乗ってくれます。

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まとめ

金融業界がつらい・きついと言われる主な理由は以下の通りです。これから金融業界で働きたいと考えている人は、デメリットも理解した上で慎重に判断しましょう。

金融業界がつらい・きついと言われる理由

  • 長時間労働
  • 高いストレス
  • 厳しいノルマ
  • 継続的な自己啓発が必要
  • 責任の重さ

高年収・安定性などという金融業界のメリットだけでなく、デメリットについても十分把握した上で仕事を選びましょう。

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マコ
証券外務員一種・二種・内部管理責任者資格取得者
金融機関に12年勤務。証券外務員一種・二種、内部管理責任者資格の他にAFPやFP2級技能士なども保有。
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