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外務員ラボ
【アナリストになれるかも】就職・転職で役立つ？証券外務員が活かせる仕事を解説
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- 証券外務員って、取得して将来性のある資格？
- 証券外務員を活かして転職はできる？
「証券外務員を取得するように言われたけど、将来役に立つのかな？」と感じている人は多いでしょう。キャリアアップに活かせるかどうか説明されずに指示されても悩んでしまいますよね。
証券外務員は金融業界で働くならほぼ必須の資格。ですが、年収アップや転職につながる可能性は低いです。
証券外務員は比較的難易度の低い資格とされています。資格取得者も多く、転職活動で優遇される可能性は低いでしょう。
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ですから、もし「すぐに年収アップしたい！」という方は転職活動がおすすめです。
タップできる目次
証券外務員が金融業界で役立つ理由1選
証券外務員は金融業界でのみ役立つ資格です。
金融商品が販売するために必要な資格で一生有効。金融業界で働くなら多くの企業で必要とされます。
金融機関で働くならほぼ必須だから
証券外務員は金融業界で働く上でほぼ必須の資格です。
証券外務員の取得後に勤務先を通して登録することにより、金融商品の販売ができるようになります。
協会員は、その役員又は従業員に外務員の職務を行わせる場合は、日本証券業協会に備える外務員登録原簿に登録を受けなければならない。
証券外務員は金融商品販売業務をはじめ、トレーダーやアナリストなどの職種でも活躍できます。
ただし、転職において証券外務員の資格が優遇を受けることは少なく、基礎知識を持っているという理解がされる程度でしょう。
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残念ながら証券外務員の資格手当が出されるケースは少ないようです。
金融業界で活かせますが、即年収アップにつながる可能性は低いです。上級資格の取得や転職活動を通じて、年収アップを目指しましょう。
証券外務員意外に年収アップが見込まれる金融資格は以下のとおりです。
- 資格手当が出されるケースの多い金融資格
- FP(ファイナンシャルプランナー)2級以上
日商簿記2級以上
中小企業診断士
証券アナリスト
税理士
公認会計士
上記の資格を取得すれば、必ず資格手当が出るというわけではありません。資格手当の有無は企業により異なります。事前に調べておきましょう。また、あくまで資格手当は資格取得の検討材料の一つ。自分の進みたいキャリアに合わせた資格取得が年収アップにつながります。
証券外務員を登録すると金融商品の販売が可能
証券外務員を登録すると、金融商品の販売が可能となります。
- 証券外務員の資格が活かせる職業
- 証券会社での個人・法人営業
銀行・信用金庫・信用組合での金融商品の個人営業・窓口営業
「証券外務員を活かせる職種は営業だけ？もっと別の業務でも役に立たないのかな」と感じた方がいるかもしれません。
証券外務員の資格が活かせるのは金融商品の販売のみ。ただ、キャリアを積めば、上記以外にトレーダーやアナリストなどの職種も目指せます。
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証券外務員は金融資格の初歩。これから学び進めれば、キャリアップにもつながります。
証券外務員は転職で役に立たない理由1選
証券外務員の資格は転職活動で優遇はされないでしょう。金融の基礎知識を持っているという理解がされる程度で、転職の決め手にはならない可能性が高いです。
難易度の低い試験だから
証券外務員の資格があれば、金融の基礎知識を持っていると理解してもらえます。証券外務員の試験で問われるのは以下の知識。
- 金融商品の販売に関する法令知識
- 証券・株式・債券市場
- 金融商品の基礎知識
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証券外務員試験は金融の基礎。そこまで高い評価は得られないでしょう。
転職の決め手にはならないかも
転職活動において多少有利かもしれませんが、優遇を受けることは少ないでしょう。
金融業界では役立ちますが、証券外務員だけでのキャリアアップは厳しいかもしれません。実務経験で得意分野を作る、上級資格の取得などを目指しましょう。
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難易度が低い資格なので、残念ながら企業からの評価は低いようです。
証券外務員は資格手当がつかない場合がほとんど
証券外務員取得者の年収は564.3万円(※1)と言われています。一見すると高年収ですが、証券外務員を取得で年収アップしているわけではないようです。
証券外務員を取得するのは証券会社や銀行など、もともと年収の高い職業の人が多いです。このため、証券外務員の取得者の年収が高くなっている可能性があります。
※1 職業情報提供サイト(日本版O-NET)(外部サイト)より引用
資格手当がある求人はなし
私が独自に調査した結果、証券外務員取得による資格手当はありませんでした。
ごく一部で、証券外務員一種取得者に入社祝金を出す企業もありましたが、こうした手当を支給される求人は少ないようです。
必須要件とする求人はあり
一方で、証券外務員を入社の必須条件とする企業は多くありました。主に証券会社や銀行などでは、必須や尚可といった条件で証券外務員の取得者を優遇する場合もあるようです。
【ハイクラス】証券外務員の知識を活かすならこの仕事
証券外務員の知識だけでは、残念ながらハイクラス職業に携わることは難しいかもしれません。
ただ、証券外務員試験で得た知識で、専門性の高い就職・転職活動を行い、年収アップを狙うことも可能です。
ファンドマネージャー
証券外務員の知識を活かすなら、ファンドマネージャーの職業がおすすめです。
ファンドマネージャーは証券外務員の知識を活かし、投資ファンドの運営や管理を行います。
この職業では、投資戦略の立案やポートフォリオの管理など、高度な金融知識とスキルが求められます。
証券外務員の知識と経験を生かして、ファンドマネージャーとしてキャリアを築くことができます。
アナリスト
アナリストは、証券外務員の知識を活かすならおすすめの職業です。
アナリストは、金融市場や企業の業績を分析し、投資勧奨や市場予測などを行います。
アナリストには高度な金融知識と分析能力が求められますが、証券外務員の知識を基礎としているため、活かすことができます。
アナリストとしてのキャリアを築くことで、年収アップや専門性の高い仕事に携わることができるかもしれません。
トレーダー
証券外務員の知識を活かして、トレーダーの職業に転身することも可能です。
トレーダーは金融商品の売買を担当し、市場の変動を予測しながら利益を上げることを目指します。
証券外務員の知識や経験を持つことは、トレーダーとしてのスキルを高める上で役立つでしょう。
トレーダーは市場の変動に敏感であり、リスク管理能力や冷静な判断力が求められます。
M&A（合併・買収）
証券外務員の知識を活かすなら、M&A（合併・買収）の分野がおすすめです。
M&Aは企業の合併や買収に関わる業務であり、証券外務員の知識や金融市場の理解が求められます。
M&Aの分野では、企業の評価やデューデリジェンス、交渉などを担当し、企業の成長や戦略の一環として重要な役割を果たします。
証券外務員の知識を活かしてM&Aの専門家としてキャリアを築くことで、高収入や専門性の高い仕事に携わることができるかもしれません。
証券外務員は金融業界で活かせる！でも、年収アップは厳しいかも・・・
この記事のまとめ
- 証券外務員は証券会社・銀行・信用金庫・信用組合などで必須の資格
- 内定者に取得必須な場合もある
- 転職で評価される可能性は低い
- 証券外務員を取得後もキャリアアップが必要
証券外務員試験に合格し外務員として登録されると、金融商品の販売が可能となります。
ただし、転職において証券外務員が優遇を受ける場合は少なく、上級資格の取得や転職活動によってキャリアアップさせる必要があります。
トレーダーやアナリストなどの職種でも活躍できるチャンスがあります。
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キャリアアップを目指すなら実務経験と上級資格を取得しましょう！
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金融機関に12年勤務。証券外務員一種・二種、内部管理責任者資格の他にAFPやFP2級技能士なども保有。
