信用金庫のやりがいと楽しさを退職者が客観的に解説
- 信用金庫ってやりがいあるの?
- 仕事の楽しさを教えて
信用金庫は自分が好きな地域の経済を支えるというやりがいがあります。
信用金庫がやりがいがあるって、退職したあなたが言うの?
私が退職した理由は理念と実際の業務のミスマッチです。
信用金庫自体は素晴らしい理念を持っています。地域のために一生をかけて働くだけの価値はあると思っています。
信用金庫の業務にやりがいを感じる瞬間
信用金庫でやりがいを感じるのはどんな時?
たくさんありますよ。地域の企業に貢献できている時に一番やりがいを感じますね。
信用金庫でのやりがいは人によって様々です。
- ミスなく仕事ができた時
- 財務分析をしている時
- ローンの再審査が可決した時
一番やりがいを感じるのは地域の経済に貢献した時ではないでしょうか。
信用金庫にしかできない融資ができた時
信用金庫の独自性を発揮できた時にやりがいを感じます。
独自性って?
銀行では対応できないような融資案件ですね。銀行から採算性や安全性の観点から融資を断られてしまう取引先に対して、踏み込んだ融資ができます。
- 他行が断った融資を厳しい合議を踏まえて実行した
- 他の金融機関が融資できない企業をずっと支援し続けて黒字化できた
- 銀行で断られた住宅ローンが当庫で審査可決できた
信用金庫にしかできない地域経済の発展に貢献できた時がやりがいを感じます。
自分が生まれ育った地域の人と触れ合える時
地域の人との接点が多いことにやりがいを感じる人も多いでしょう。
顧客と何らかのつながりがあることが多いです。営業の引継の際に集金先の顧客が同級生の実家だったということもよくあります。
他にもボランティアに参加するなど地域とのつながりは多いです。
地域で信用金庫の信頼度は高く、地域の人にも安心感を持って接してもらえます。
企業の成長に貢献できた時
信用金庫の理念は地域経済の発展です。この理念に共感して信用金庫で働いている人は多いでしょう。企業の成長に貢献できた時にやりがいを感じます。
- 融資した運転資金で売上がアップ
- 設備資金で
企業を守るための資金も重要です。しかし、企業の成長に貢献できる融資が信用金庫の本懐です。
地方新聞などで取り上げられた企業の新施設の融資に携わっていたみたいなこともあります。
信用金庫の業務がやりがいを感じない瞬間
そんなやりがいのある信用金庫を辞めたのはなんで?
信用金庫の業務はやりがいがあります。相互扶助という理念に基づく素晴らしい組織です。
私が退職したきっかけの一つが理念と実際の業務のミスマッチを感じたからです。
- ノルマのために顧客が不要な融資を提案しないといけないこと
- 預金を不必要な商品を販売しないといけないこと
などです。
「地域のためになっているのだろうか?」と、感じる業務も多くあり、入庫時に抱いていた価値観の相違が強くなり退職しました。
これから信用金庫で働きたいと考えている人は、上記のようなギャップを感じる可能性があります。
信用金庫のデメリットも理解しておきましょう。
信用金庫で働きたいと感じた人へ
信用金庫はやりがいのある経営理念をもった組織です。
この経営理念に共感をもった人は信用金庫へ働くことを考えてみましょう。
信用金庫で働くための手順を以下にまとめました。
- 信用金庫の業務内容を理解する
- 必要な資格を確認する(FP、簿記など)
- 採用情報をチェックする
- 履歴書・職務経歴書を準備する
- 面接対策を行う
- 面接を受ける
- 内定後、必要書類を提出する
- 入社後の研修を受ける
信用金庫はやりがいもある職場
信用金庫は地域密着型の金融機関として、やりがいを感じる場面が多い職場です。理念と実務のギャップに悩むこともありますが、地域経済の発展に直接貢献できる喜びは大きいでしょう。自分の価値観と信用金庫の理念が合致する人にとっては、充実したキャリアを築ける可能性があります。