証券外務員の試験
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誰でも受験できる証券外務員の正会員資格|特別会員との違いを解説

マコ
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  • 正会員と特別会員の違いって何?
  • 証券外務員資格を取得するならどっちを目指すべき?

証券外務員資格は特別会員資格、正会員資格と特定会員に分かれています。

取得するべきは正会員と特別会員のどちらか。

  • 正会員・・誰でも受験できる
  • 特別会員・・・証券会社以外の金融機関に勤務するが受験する

本記事では、証券外務員資格の正会員と特別会員について解説。どちらの試験を目指すべきかがわかります。

今、金融機関で働いていない人は正会員を目指しましょう。

取得が必要なのは正会員と特別会員

証券外務員資格は、金融機関で働く際はほぼ必須の資格。

顧客と直接対面して証券取引の勧誘や説明を行う際には無資格で販売できません。

販売資格を取得するためには、自分に合った試験を受験する必要があります。

正会員|誰でも受験できる

正会員は、証券会社で働く外務員を指します。誰でも受験可能で、金融機関に関係のない人でも目指せます。

特別会員|銀行・信用金庫・保険会社で勤務する人が受験する

特別会員は、銀行や信用金庫、保険会社などの金融機関で働く人が取得する資格です。

投資信託など、一部の金融商品の販売や説明を行うことができます。

正会員外務員資格と比べて業務範囲は限定的ですが、金融機関で働くためには必須の資格となっています。

正会員と特別会員試験の内容の違い

証券外務員の正会員と特別会員の試験内容を以下の表にまとめました。

一種試験|正会員と特別会員の違い

項目正会員特別会員
受験資格誰でも受験可能銀行や保険会社など証券会社以外の金融機関勤務者のみ
出題数〇×方式:70問
五肢選択方式:30問
計:100問
〇×方式:25問
四肢選択方式:20問
計:45問
合格基準満点の70%以上満点の70%以上
出題範囲金融商品取引法及び関係法令
金融商品の勧誘・販売に関係する法律
協会定款・諸規則
取引所定款・諸規則
株式業務
債券業務
投資信託及び投資法人に関する業務
付随業務
デリバティブ取引
証券市場の基礎知識
株式会社法概論
経済・金融・財政の常識
財務諸表と企業分析

証券税制
セールス業務
金融商品取引法及び関係法令
金融商品の勧誘・販売に関係する
法律
協会定款・諸規則
取引所定款・諸規則
債券業務
CP等短期有価証券業務
投資信託及び投資法人に関する業務・法律
デリバティブ取引
その他の金融商品取引業務
証券市場の基礎知識
証券投資計算
証券税制
セールス業務

参照:フォーサイト(外部サイト)

二種|正会員と特別会員の違い

項目正会員特別会員
受験資格誰でも受験可能銀行や保険会社など証券会社以外の金融機関勤務者のみ
出題数〇×方式:50問
五肢選択方式:20問
計:70問
〇×方式:12問
四肢選択方式:14問
計:26問
合格基準満点の70%以上満点の70%以上
出題範囲金融商品取引法及び関係法令
金融商品の勧誘・販売に関係する法律
協会定款・諸規則
取引所定款・諸規則
株式業務
債券業務
投資信託及び投資法人に関する業務
付随業務
証券市場の基礎知識
株式会社法概論
経済・金融・財政の常識
財務諸表と企業分析

証券税制
セールス業務
金融商品取引法及び関係法令
金融商品の勧誘・販売に関係する
法律
協会定款・諸規則
取引所定款・諸規則
債券業務
CP等短期有価証券業務
投資信託及び投資法人に関する業務・法律
その他の金融商品取引業務
証券市場の基礎知識
証券投資計算
証券税制
セールス業務

参照:フォーサイト(外部サイト)

正会員と特別会員の試験範囲はほぼ同様。問題数の少ない特別会員の方がやや難易度は低いようです。

自発的に取得するなら正会員

証券外務員資格を自発的に取得する場合は、正会員資格を選択することをおすすめします。

正会員資格であれば、金融機関に勤めていなくても誰でも受験可能。合格後、金融機関に勤めることになった場合でも役に立ちます。

正会員資格は特別会員資格と比べて業務範囲が広く、将来的なキャリアの選択肢も広がります。

証券外務員試験を通して、より深い金融知識を身に付けましょう。

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マコ
証券外務員一種・二種・内部管理責任者資格取得者
金融機関に12年勤務。証券外務員一種・二種、内部管理責任者資格の他にAFPやFP2級技能士なども保有。
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