金融業界
PR

信用金庫職員は転職しやすいのか?理由と転職成功の秘訣を解説

マコ
記事内に商品プロモーションを含みます。

信用金庫の職員って転職しやすい?

転職した人の話を聞きたい。

信用金庫から転職した人に話を聞く機会が少ないですから、転職しやすいのかよくわからないですよね。

実際転職して、どうだったの?

地元の企業なら転職しやすい環境でした。でも、都心の金融業の転職はかなり厳しかったです。

私は12年間働いた信用金庫から地元のIT系の企業に転職しました。信用金庫で営業していた際に地元企業の事業内容を把握しており、先方も「〇〇信金にお勤めだったんですね」とスムーズに話が進みました。

書類選考で5社提出し、1社から内定をもらいました。期間にして2カ月程度。かなりのスピードで転職できました。

ただ、その後も転職活動を続けましたが、金融業界やコンサル業界の企業からは1社も内定いただけませんでした。

当時の年齢は36歳と転職するには遅すぎました。さらに年収アップも狙ったため難易度が高かったようです。

20代の時であれば、さらに転職しやすかったでしょう。

  • 地元企業への転職はしやすい
  • 金融業界などで年収アップを狙うなら転職難易度はアップ

私の体験をもとに信用金庫職員が転職しやすい理由を解説します。

過去の私のように「信用金庫で札勘とちょっと決算書を読むぐらいの能力しかない自分が転職できるだろうか」と、不安に感じている人はぜひ読んでみてください。

信用金庫職員が転職しやすい理由

信用金庫職員は地元企業なら転職しやすいです。

圧倒的にネームバリューがあり、勤勉で勉強もできる。なかなか優秀な会社員ではないでしょうか。

以下では、信用金庫職員が転職しやすいと言われる理由について解説します。

社会人としての基礎スキルが備わっている

信用金庫では、入庫後に全体研修を受けることが多いです。

顧客対応や電話応対、基本的な経済の知識など、ビジネスの基礎スキルが学びます。

転職して感じましたが、新人研修を実施する中小企業は少ないです。ビジネスの基礎スキルを幅広く学んだ経験は知らないうちに転職にも活かせるでしょう。

信用金庫のネームバリューが強い

転職の載用面接では、勤務先の企業の事業内容を説明する必要があります。

信用金庫の事業内容はよく知られており、採用担当の理解も早いです。

地方では信用金庫のネームバリューは圧倒的。仕事やプライベートで関わりのある人も多く、面接でも話題は広がりやすいです。

初対面なのに親近感を持って、接してもらえることが多いのはメリットです。

事務能力が高い

信用金庫ではお金を扱うため、正確・迅速に業務を行う必要があります。事務能力が高いと判断されるでしょう。

  • 総務
  • 経理
  • 人事

などの事務職などの採用では高く評価されるでしょう。

簿記や金融の知識がある

信用金庫では、簿記や金融の知識について自然と勉強する必要があります。

入庫から3年で一通りの金融知識を学べるため、経済や社会のニュースなどに詳しくなれます。

金融業界への転職に限らず、金融に関する知識は幅広い業務で役に立ちます。

  • 営業職での顧客との話題に役立つ
  • 総務などの事務職で役立つ

こうした知識を活用できる職場なら転職しやすいでしょう。

メンタルがタフ

人によりますが、信用金庫で働いているとだんだんメンタルがタフになってきます。

  • 時間に追われながら事務処理をする
  • 上司から詰められる
  • きついノルマを達成するため営業する

上記のような環境で働くため、メンタルがタフでないとやっていけません。

信用金庫は世間的にも責任ある仕事をしていると評価されます。

信用金庫からの転職はメリットが多い

信用金庫を退職して転職するメリットはいくつかあります。

  • 年収アップが狙える
  • 休日ボランティアをしなくていい
  • 試験勉強をしなくていい

などのメリットは多いです。

信用金庫で得た知識と経験は他の企業でも役に立つはず。

「自分に信用金庫以外で働くスキルがあるのかな?」と、不安に思っている人ほど転職活動をしてみてください。もし、良い転職先が見つからなくても損することはありません。まずは転職エージェントに相談して自分の市場価値を知ることから始めてみましょう。

信用金庫からの転職を成功させるポイント

信用金庫から転職しやすいことはわかったけれど、転職活動を成功させるためにすべきポイントを教えてほしい。

以下では、信用金庫からの転職を成功させるためにすべきことを解説します。

役立つ資格を取得

信用金庫と関わりのある資格を取得しましょう。

  • 保健募集人資格
  • 証券外務員資格
  • FP
  • 簿記

転職先でも役立つ資格を取得するのがおすすめです。

逆に、銀行業務検定などのマイナー資格は金融業界以外での認知度が低いためおすすめしません。

次の転職先が決まっていない人は、人気資格であるFPや簿記の資格取得をしましょう。

他の企業にアピールできる経験を積む

他の企業にアピールできる経験を積みましょう。

  • 融資額の大きな案件に携わる
  • 事業再生支援の案件に携わる
  • 業務改善の提案

などが挙げられます。

転職活動では具体的なエピソードをもとに自身の能力をアピールする必要があります。

誰もがちゅうちょするような規模の大きい、複雑で難しい、面倒な業務は積極的に参加してみてください。転職活動以外でもきっと役に立つはずです。

地元の企業や金融業界に転職する

転職先は絞りましょう。今まで経験してきた自分のキャリアに沿った転職先を選ぶと、面接で転職する理由を説明しやすいです。

  • 信用金庫での経験を活かせる金融業界
  • 地元の中小企業で信用金庫とは別の観点で地域貢献したい

などです。

金融特化の転職エージェントを活用する

転職エージェントには得意分野があります。

信用金庫からの転職は金融特化の転職エージェントを活用しましょう。

元銀行員など金融業界の事情を知り尽くしたエージェントが信用金庫からの転職をサポートしてくれます。

地元企業なら信用金庫職員は有利

信用金庫職員は転職しやすいです。

社会人としての基礎スキルが備わっており、地元企業や金融業界で有利です。

転職をする場合は、成功率がアップする転職エージェントを活用してみてください。

サイト運営者
マコ
マコ
証券外務員一種・二種・内部管理責任者資格取得者
信用金庫に12年勤務後、IT業界に転職。証券外務員一種・二種、内部管理責任者資格の他にAFPやFP2級技能士なども保有。今でも金融の勉強は大好き。キャリアアップや転職のご相談はXのDMか公式LINEから。
今の職場でキャリアアップが望めないなら
金融に強い転職エージェント一覧
今の職場でキャリアアップが望めないなら
金融に強い転職エージェント一覧
記事URLをコピーしました